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2009年2月19日 (木)

ブリーダーズスタリオンステーション(日高町・富川)

 2月も中旬となり、来たるべく種付けシーズンを前に、生産者に新種牡馬等を紹介する種牡馬展示会が各軽種馬場で行われています。すでにビッグレッドファーム、社台スタリオンステーションでは種牡馬展示会が行われましたが、今回、有給休暇が取れたため、日高町・富川にあるブリーダーズスタリオンステーションの種牡馬展示会に行ってきました。
 この時期、ブリーダーズスタリオンSでの見学は不可なのですが、ブリーダーズスタリオンSの方に撮影したい旨を伝えたところ、見学に来ている生産者の邪魔にならないことを条件に了解を頂くことができました。馬産地での種牡馬展示会に参加したのは初めてでしたが、非常に近くで種牡馬を見ることができるんですね。圧倒的な迫力でした。もともと私は鹿毛や青毛の馬が好きなのですが、天気が良かったせいか、暗い厩舎から明るい太陽の下に栗毛の種牡馬が現れたときの黄金に輝く馬体に魅了されてしまいました。特にアサクサデンエン、アドマイヤジャパン、そして大好きなグラスワンダーが現れたときは手を合わせて拝みたくなる心境でした。
 今度は、種付けシーズン後の見学可の時期に、放牧された種牡馬の姿を見に行きたいと思っています。

ブリーダーズスタリオンステーション
ブラックタイド
SXGA / XGA
EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM 187mm Tv優先モード
評価測光 1/1000秒 F4.5 ISO1000 WB:AUTO

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 ブリーダーズスタリオンSでは、新種牡馬として、ブラックタイド、サイレントディールが入厩してきました。ブラックタイドは言わずと知れた7冠馬ディープインパクトの全兄。スプリングステークスの時の末脚は忘れることができません。皐月賞後に屈腱炎で戦線を離脱し、2年間の休養の後復帰しましたが、勝ち星を挙げることができずに引退、ブリーダーズスタリオンSで種牡馬生活を送ることになりました。当然のことながら馬体は若々しく、非常に見栄えのする馬です。末脚の切れ味は弟を凌ぐと思いますので、多くの活躍馬を誕生させて欲しいと思っています。

 以下、種牡馬展示の登場順に写真を掲載します。

サイレントディール
SXGA / XGA 

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 もう一頭の新種牡馬、サイレントディールです。全姉にエリザベス女王杯馬トゥザビクトリーがおり、芝・ダートを問わず力を発揮してきました。こちらもブラックタイド同様サンデーサイレンス系の種牡馬ですが、当馬と同様にダート路線での活躍馬が出てくるのではないかと期待しています。

トワイニング
SXGA / XGA 

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 今年ブリーダーズスタリオンSに入厩してきたトワイニングです。フォーティーナイナーの後継種牡馬で、フサイチアソートなど重賞勝ち馬を輩出しています。フォーティーナイナーの仔はダート馬のイメージがありますが、トワイニングやエンドスウィープなどフォーティーナイナーの後継種牡馬の仔は芝で走る。不思議ですね。

アドマイヤマックス
SXGA / XGA 

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 今年産駒がデビューするアドマイヤマックスです。高松宮記念を制したサンデーサイレンス産駒ですが、1800mでの勝ち星もありますので、距離融通の利くタイプじゃないかと思います。

タップダンスシチー
SXGA / XGA 

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 こちらも今年産駒がデビューするタップダンスシチーです。友駿ホースクラブの最大の活躍馬として、ジャパンカップ・宝塚記念を制覇し、金鯱賞3連覇の偉業を達成したのは記憶に新しいところです。馬体も気性も若く、手綱を引く方をてこずらしていました。サンデーサイレンス系の牝馬が多い中、種付けを行える一頭として魅力ある存在だと思います。

アサクサデンエン
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 今年初仔が生まれる種牡馬アサクサデンエンです。6歳時に京王杯SC・安田記念を連勝し、次年も安田記念を2着とマイル路線で活躍しました。シングスピールの後継種牡馬として、タップダンスシチー同様、サンデーサイレンス系の牝馬に付ける一頭の有力候補だと思います。

スターキングマン
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 こちらも今年初仔が生まれる種牡馬スターキングマンです。キングマンボ産駒で交流GIの東京大賞典を勝つなどダート路線で活躍しました。キングマンボはエルコンドルパサーやキングカメハメハなどサンデーサイレンス系以外で日本で成功した血統です。今後はダートで活躍するキングマンボ系種牡馬として魅力ある血を繋いでいくでしょう。

ラスカルスズカ
SXGA / XGA 

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 至上最高の快速馬サイレンススズカの半弟ラスカルスズカです。父コマンダーインチーフの影響が強いせいか、サイレンススズカとはまったく異なる印象があります。コマンダーインチーフが早逝したため、ダンシングブレーヴ→コマンダーインチーフ系の後継種牡馬としてこれからの活躍が期待されます。

エアジハード
SXGA / XGA 

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 安田記念・マイルチャンピオンシップ・富士Sを勝ったマイルの申し子エアジハードです。グラスワンダーファンの私としては、エアジハードが安田記念でグラスワンダーを差し優勝してしまったときは悔しい思いをしました(笑)。父サクラユタカオー譲りのスピードを伝承する種牡馬だと思います。

スリリングサンデー
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 このスリリングサンデーって正直知りませんでした。5冠馬ダイワメジャー、4冠馬ダイワスカーレットのお兄さんだったんですね。全弟ダイワメジャーの活躍で種牡馬入りしたということです。弟・妹が極めて優秀な競走馬だっただけに、同じ血を持つスリリングサンデーに期待がかかっているようです。

ブラックタキシード
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 ブラックタキシード、父サンデーサイレンス・母父ストームキャットという超良血のこの馬、産駒としては、去年の佐賀記念を勝った園田のチャンストウライや、残念ながら予後不良となったブラックムーンなどダートでの活躍が目立っています。そろそろ芝での活躍馬が現れて欲しいところですね。

アドマイヤジャパン
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 このアドマイヤジャパンが私の中では一番良く見えました。終始首を振り、尻っぱねをするなどサンデーサイレンス産駒らしくうるさい動作を繰り返していましたが、非常に見栄えのする馬体で好印象でした。母はご存知GI馬ビワハイジ、妹には今年の牝馬クラシックで断然人気を背負うであろうブエナビスタがいます。ディープインパクトと死闘を繰り広げたこの馬、ディープインパクトの仔とアドマイヤジャパンの仔の対決が楽しみです。

バブルガムフェロー
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 バブルガムフェローが3歳(当時の表記だと4歳)で秋の天皇賞を勝ったときの姿が今でも脳裏に焼きついています。そのバブルガムフェローも今年で16歳、前のアドマイヤジャパンが元気すぎたせいか、同じサンデーサイレンス産駒でも年を重ねると精神的に落ち着くものだなあと関心してしまいました。なかなか産駒に活躍馬が現れませんが、馬柱で父バブルガムフェローと書いてあるとつい応援したくなります。

スウェプトオーヴァーボード
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 2007年に社台スタリオンSからブリーダーズスタリオンSに転厩してきました。父はアドマイヤムーン・スイープトウショウ等の活躍で知られるエンドスウィープですが、エンドスウィープが早逝してからはその後継種牡馬としての役割を果たしています。産駒としては東京ダービーを勝ったドリームスカイを輩出しています。中央競馬での活躍馬が現れるのが待たれるところです。

ブラックホーク
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 GIのスプリンターズS・安田記念を勝ち、1200~1600mのレースでは必ず人気になる実力馬でしたね。父はヌレイエフ、一昨年のクーヴェルチュール、今年のチェレブリタなどなぜか牝馬で重賞の勝ち馬を輩出しています。そういえば白毛のシロクンもブラックホーク産駒でしたね。ブラックホークから白毛が生まれるとは不・思・議(笑)。

フサイチコンコルド
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 わずか3戦で日本ダービーを勝ったフサイチコンコルド。日本ダービーに出走できたことだけでも奇跡的なのに勝ってしまうとは…。当時は驚きの眼差しでこの馬を見ていました。種牡馬としてもダート交流GIを7勝も挙げているブルーコンコルドを輩出しています。何から何まで驚きのこの馬、父カーリアン、ノーザンダンサーの3x3の濃いインブリードが成功した例なのでしょうか。血統は奥深いです。

グラスワンダー
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 私の大好きなグラスワンダーです。この馬にどうしても会いたくて休みを取って来たといっても過言ではありません。展示場に現れたときは感動でカメラを持つ手が震えてしまいました。種牡馬としては遅咲きだと思いますが、昨年は産駒のスクリーンヒーローがジャパンカップを、セイウンワンダーが朝日杯FSを勝ち、一気にブレークしました。今年の種付け予約はすでに終了とのこと。馬産地でのグラスワンダーにかかる期待は大きいようです。

アフリート
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 今年で25歳になるアフリート。産駒に桜花賞馬プリモディーネがいますが、昨年のJBCスプリントを勝ったバンブーエールに代表されるようにダートでの活躍馬が目立ちます。年齢的には種牡馬引退の時期かもしれませんが、まだまだ元気で、プライベートですが種付けに応じる準備はあるとのことです。

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