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2009年3月22日 (日)

メジロ牧場洞爺(洞爺湖町・成香)

 どうもご無沙汰しておりました。この三連休を利用して実家に帰り、そのついでと行っては何ですがメジロ牧場洞爺に行ってきました。今日は残念ながら小雨模様でしたので1歳馬が放牧されているか心配でしたが、元気に放牧に出されていました。お目当てはメジロドーベルの2008の成長した姿とメジロドーベルとメジロライアン。メジロドーベルは昨年不受胎だったということで、この時期洞爺の方に来ていたようですが(既にご存じかと思いますが、メジロ牧場では、伊達牧場で繁殖、洞爺牧場で育成を行っています)、種付け時期が来ていることで残念ながら会うことが出来ませんでした。その代わりに、メジロドーベルの2008以外に、今年デビューするであろう、メジロドーベルの2007(予定名メジロオードリー、父スペシャルウィーク)、メジロラモーヌの血を引くメジロフラックスの2007(予定名メジロニコール、、父フレンチデピュティ)、メジロダーリングの2007(予定名メジロカトリーヌ、父メジロライアン)に会うことが出来ました。皆、無事出走できることを祈るばかりです。

メジロ牧場洞爺
メジロドーベルの2008
SXGA / XGA
EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM 121mm Tv優先モード
評価測光 1/1000秒 F4.5 ISO400 WB:AUTO

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メジロドーベルの2008
SXGA / XGA 

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メジロドーベルの2008
SXGA / XGA 

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メジロドーベルの2008
SXGA / XGA 

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 メジロドーベルの2008に会うのは昨年の10月以来です。約半年ぶりの再会ですが、父ディープインパクトに似た流星とあどけない表情ですぐにわかりました。身体は一回り大きくなり、順調に成長しているようです。昨年は甘えっ子のように見えましたが、多くの人に注目され、見られつづけてきたせいか、人が来ても逃げたり近づいてきたりすることはなく、他の1歳馬と比べてもマイペースで、水飲み場の横にあった岩塩をうっとりした表情でずっと舐めていました。馴致は今年の秋、冬から始めるとのことです。

メジロオードリー
SXGA / XGA 

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 メジロ牧場の2007年生まれの牝馬はハリウッド女優の名前を付けているようです。メジロオードリーは母メジロドーベル、父スペシャルウィークの2歳牝馬。"オードリー"はオードリー・ヘップバーンから取っているんでしょうが、別の"オードリー"がブレイクしているので、とてもタイムリーな名前ですね(笑)。スペシャルウィーク産駒は何故か牝馬が活躍しています(シーザリオ、ブエナビスタ等)。メジロオードリーも来年の牝馬クラシックの中心にいるといいですね。

メジロカトリーヌ
SXGA / XGA 

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 母メジロダーリング、父メジロライアンの2歳牝馬です。"カトリーヌ"はカトリーヌ・ドヌーヴから取っているのでしょうか。生粋のメジロッ仔ですね。おそらくメジロライアンのラストクロップです。ライアンの血、最後にもう一花咲かせて欲しいですね。

メジロニコール
SXGA / XGA 

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 母メジロフラックス、父フレンチデピュティの2歳牝馬です。"ニコール"はニコール・キッドマンから取っているのでしょう。母の母はメジロラモーヌ、母父はラムタラということで、今は亡きメジロラモーヌの血を引く馬です。フレンチデピュティ産駒の近年の活躍は目覚ましいですが、フレンチデピュティがラモーヌ、そしてラムタラの血を開花させることができるか、楽しみです。

メジロパーマー
SXGA / XGA 

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 メジロ牧場では、現在、メジロティターン、メジロパーマー、メジロライアンが功労馬として繋養されています。10月にメジロ牧場洞爺を訪れたときは3頭とも顔を見せてくれませんでした。今回はティターンの姿を見ることは出来ませんでしたが、パーマー、ライアンは元気な姿を見せてくれました。いまでも凛々しい顔をしていました。

メジロライアン
SXGA / XGA 

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 メジロライアンもメジロパーマーと同様にとても元気で、耳をこちらに向けじっとこちらの様子を伺っていました。非常にファンの多い馬です。元気に長生きして欲しいものです。

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2009年3月 1日 (日)

イーストスタッド(浦河町・西幌別)

 今回の浦河旅行の最後は、浦河町西幌別にあるイーストスタッドを訪問しました。イーストスタッドでは、2月~7/15の種付けシーズンの期間、9:00~12:00の時間帯に見学台からの見学のみが許されています。広大な敷地に15頭の種牡馬が各放牧エリアで放牧されていますが、見学台は1カ所のみで、しかも見学台から放牧されているエリアまでは結構な距離があり、一番手前に放牧されているタイキシャトルでも撮影するのに300mmのレンズが必要で、その次に近いメイショウボーラー、オレハマッテルゼ、メイショウドトウ、クリストワイニングを写すには400~500mm以上のレンズが必要、それ以外の馬達は実質撮影は困難でした。今回は厩舎用に24-105mmのズームレンズ、放牧地のラチ沿いからの撮影用に70-200mmのズームレンズ、見学台からの撮影用に300mmの単焦点レンズ+1.4倍のテレコンを用意していったのですが、それでも一番手前のタイキシャトル、その次にいるメイショウボーラー、オレハマッテルゼ、メイショウドトウ、クリストワイニングを撮るのが精一杯でした。種付けシーズン以外は放牧エリアの近くまで行くことができるようなので、札幌開催が終わった後に再チャレンジしたいと思っています。

イーストスタッド
タイキシャトル
SXGA / XGA
EOS-1D MarkIII + EF300mm F2.8L IS USM Tv優先モード
評価測光 1/1000秒 F5.0 ISO100 WB:AUTO

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 マイルCS連覇、安田記念、スプリンターズS、そしてフランスのジャックルマロワ賞を勝つなどGIを5勝した名馬タイキシャトルです。デビューが遅れ、また外国産馬であったためクラシックには縁がありませんでしたが、1200~1600mmの距離では芝・ダートを問わず無敵の強さを誇り、重賞8連勝はテイエムオペラオーとともにJRAの最多記録となっています。連対を外したのも引退レースとなったスプリンターズSの3着のみと抜群の安定感でした。種牡馬としてもNHKマイルCを勝ったウインクリューガー、フェブラリーSを勝ったメイショウボーラーを輩出しており、優秀な成績を収めています。その名の通り、2年毎にイーストスタッドとアロースタッドの間をシャトル繋養されており、今年と来年はイーストスタッドで会うことが出来ます。15歳となった今でも注目されている種牡馬の一頭です。

オレハマッテルゼ
SXGA / XGA 

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 父サンデーサイレンス、ユニークな馬名で知られる小田切氏の馬で、2006年に高松宮記念で柴田善臣騎手にキングヘイロー以来の中央のGI勝ちをプレゼントした馬です。目がクリクリっとしていて非常に愛らしい顔をした馬で、種牡馬となった今でもその愛らしさは変わりませんでした。

クリストワイニング
SXGA / XGA 

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 現在富川のブリーダーズスタリオンSで繋養されているトワイニングの、アメリカでの供養時代に生産された馬で、外国産馬として中央競馬で走り3勝を挙げました。フォーティナイナー→トワイニングの後継種牡馬としてイーストスタッド入り。昨年産駒が初勝利を挙げています。

タイキシャトル
SXGA / XGA 

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 放牧中、ずっと右にある厩舎方向を気にしていました。何か気になることがあったんでしょうかねぇ。他の馬が雪の間に垣間見える芝を喰んでいるのに対し、タイキシャトルはそれには目もくれず、落ち着きなく放牧エリアをくるくる回っていました。

タイキシャトル
SXGA / XGA 

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 馬体は馬服を着ていたので見えなかったのですが、まだまだ気持ちも身体も若々しい感じでした。すでに産駒が種牡馬入りしていますが、まだまだタイキシャトル自身の種牡馬人気は続きそうです。

メイショウドトウ
SXGA / XGA 

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 テイエムオペラオーの古馬時代のライバルだったメイショウドトウ。1着テイエムオペラオー、2着メイショウドトウというレースがどれほどあったでしょうか。なかなかテイエムオペラオーに勝つことが出来ず歯痒かっただけに、宝塚記念で勝利は印象的でした。種牡馬として目立った産駒がおらず、なかなか厳しい状況のようです。

メイショウボーラー
SXGA / XGA 

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 父タイキシャトルと同じイーストスタッドで繋養されています。2歳、3歳時には朝日杯FSで2着になるなど芝で活躍しましたが、古馬となってからはダート路線で活躍し、GIのフェブラリーSを制しています。香港スプリントで出走したときは自ら走るのを止め、彼にいったい何があったのか心配したことを思い出しました。父タイキシャトルのとなりの放牧エリアで放牧されています。親子同士ということをわかっているのかなぁ。

 1泊2日の強行軍でしたが満足度の高い旅行でした。馬産地では種付けシーズンを迎えるため、これでこの冬の牧場訪問は終わりとなると思います。中央競馬はクラシックのトライアルシーズンとなり、クラシックに向けて徐々に盛り上がってきています。4月、5月のクラシックレースでは久しぶりに競馬場で撮影する予定です。

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うらかわ優駿ビレッジ「AERU」(浦河町・西舎)

 うらかわ優駿ビレッジ「AERU」は浦河町・西舎にある乗馬・パークゴルフ・歩くスキーなどのアトラクションと地元の方も利用している大浴場・レストランのある宿泊施設です。シーズンオフということで、バイキングの朝食付き・ツインの部屋を1人で泊まれるという贅沢なプランを格安な料金で宿泊することが出来ました。レストランでは地元の素材を生かしたメニューが豊富にあり、はらぺこだった私の希望にあったメニューを提案・用意してくれました。「AERU」では1人だけでもJR日高幌別駅、道南バス浦河バスターミナルまでの無料送迎バスを希望の時間に出してもらえます。今回、私1人にもかかわらず、駅とのアクセスだけではなく、イーストスタッド・谷川牧場までの送り迎えまで無料で出して頂きました。また「AERU」では、既に種牡馬を引退した思い出の名馬達、ウイニングチケット、サニーブライアン、ダイユウサク、ニッポーテイオー、ヒシマサルに会うことが出来ます。非常に親切な方々で運営されている「AERU」、浦河にお出での際は是非利用してみてください。

うらかわ優駿ビレッジ「AERU」
ニッポーテイオー
SXGA / XGA
EOS-1D MarkIII + EF70-200mm F4L IS USM 200mm Tv優先モード
評価測光 1/1000秒 F4.0 ISO250 WB:AUTO

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 誰がなんと言おうと私にとって"テイオー"と言えばトウカイテイオーではなくニッポーテイオーなのです。マイルCS、安田記念を制覇するなどマイラーのイメージが強いですが、天皇賞・秋も制覇しGIを3勝、引退レースとなった宝塚記念では短距離のニッポーテイオーと長距離のタマモクロスの一騎打ちとなり、結果、タマモクロスの2着に破れたものの見事な走りでした。ゴール前の「タマモにニッポー!」という実況は今でも覚えています。種牡馬としては活躍馬を出すことが出来ませんでしたが、連敗記録を作ったハルウララの父としても知られることになりました。そんなニッポーテイオーも今年で26歳、冬毛が生えているのもありますが、外見はすっかりおじいちゃんになりました。馬は歳を取ると「とろん」とした目でこちらを見るものですが、ニッポーテイオーの目は若々しい印象でした。これからも長生きしてほしいものです。

サニーブライアン
SXGA / XGA 

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 関西馬が関東馬より優位に立ってから早20数年が経とうとしています。そんな中、関東馬として皐月賞、日本ダービーを逃げ切ったのがサニーブライアンでした。逃げ一辺倒だったせいか馬券での人気はありませんでしたが、ナリタブライアンと同じブライアンズタイムの血を開花させた馬です。ナリタブライアンが早く亡くなったため、ブライアンズタイムの後継種牡馬として活躍が期待され、彼の子供達は期待に応え地方競馬で頑張ったようです。まだ15歳と若いですが、既に去勢され「AERU」に繋養されています。

サニーブライアン
SXGA / XGA 

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 「AERU」でもっとものんびり屋の彼。この写真はラチに前歯を掛けて「ぐいっぽ」(げっぷ)している姿です。

ウィニングチケット
SXGA / XGA 

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 柴田政人現調教師にダービージョッキーの称号を与えたウイニングチケットです。同期のナリタタイシン、ビワハヤヒデ、ステージチャンプと共にターフを賑わせました。トニービンの後継種牡馬として注目されましたが残念ながら活躍馬を輩出することができませんでした。現在は虚勢され「AERU」に功労馬として繋養されています。

ウイニングチケット
SXGA / XGA 

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 怖いもの知らず(?)の彼は、放牧エリアの中央にあった藁を頬張っていたダイユウサクに「あっちにいけ」的な仕草をしょっちゅう見せていました。まだやんちゃなんですね。

ダイユウサク
SXGA / XGA 

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 「おっとビックリ、ダイユウサク」の名言、いや迷言が飛び出した有馬記念馬ダイユウサクです。古馬として頂点を極めていたメジロマックイーンを内から差した脚は見事でした。現役引退後種牡馬入りしましたが活躍馬が出ず、比較的早く種牡馬を引退し「AERU」に繋養されました。24歳の彼は温厚な性格か、それとも気が弱いのか、サニーブライアンに「あっちいけ」的な仕草をされても穏やかに対応しているようでした。

ニッポーテイオー
SXGA / XGA 

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 「AERU]に繋養されている5頭の中で最年長のニッポーテイオーですが、彼の顔は若々しく見えました。いい顔してますねぇ。

ニッポーテイオー
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 よく馬が砂浴びをしている姿を見ますが、雪の積もる時期では雪浴びするんですね。黙々と藁を食べていたニッポーテイオーはちょっとその場から離れたと思ったら、おもむろに横たわり、3回ほど身体を転がして雪浴びをしていました。このような光景を見られてちょっと得した気分でした。

ヒシマサル
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 デビュー当時、高馬として注目を浴びた外国産馬ヒシマサルです。今年で20歳、ミホノブルボンと同期で、重賞を3勝しましたがGIには手が届きませんでした。セクレタリアトの後継種牡馬として期待されましたが成功しませんでした。「AERU」に繋養されている5頭の功労馬のうち、ヒシマサルだけが別エリアで放牧されていました。「AERU」の送迎バスの運転手さんに理由を聞いたところ、ヒシマサルは非常にやんちゃらしく、やむを得ず他の4頭と離れたところで放牧することになったそうです。

 明日は、今回の旅行のラスト、イーストスタッドでの写真を掲載する予定です。

 ※ウイニングチケットとサニーブライアンの写真を間違えていました。ウイニングチケットは黒鹿毛、サニーブライアンは鹿毛でしたね。面目ない。(2009/05/06)

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