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2009年9月23日 (水)

シルバーウィーク日高牧場巡りの日帰り旅

2009年9月23日()(秋分の日) 新ひだか町・新冠町・日高町 晴のち霧

 シルバーウィーク5連休の最終日、札幌の競馬写真仲間4人で日高の牧場へ名馬・当歳っ仔に会う日帰り旅に行ってきました。今回のシルバーウィークは天気も良く、多くの方が日高を訪れたようで、最終日の今日も行く先々で多くの「わ」ナンバーの車が駐まっていました。今回の日帰り旅は、日高の牧場や道路に精通した友人2人と、何もしなくても牧草をはんでいる馬の顔を上げさせてしまう不思議な力を持つ友人にくっついて行ったので、極めて効率的に多くの牧場を回ることができ、シャッターチャンスにも恵まれました。そして思い出のあの馬にも遭遇、大興奮の一日でした。以下、時系列で撮影した写真を掲載します。28枚もありますので飽きずにお付き合いください(^^;。



優駿スタリオンステーション(新冠町・朝日)

 全く予定にはなかったのですが、最初の訪問先レックススタッドの見学開始時刻までに余裕があったので、新冠町のサラブレッド銀座にちょっと寄り道。優駿スタリオンステーションは現在見学を許可していませんが、優駿スタリオンステーションの裏の山道を通ると優駿スタリオンステーションの放牧地が一望でき、遠くからですが放牧されている馬達を見ることができます。私にはどれがどの馬かよく分かりませんでしたが、この馬だけははっきり分かりました!

 
オグリキャップSXGA/XGA
20090923-01



 私に競馬の魅力を教えてくれた馬オグリキャップ。引退後、おそらく1991年の夏だったと記憶していますが、一度家族で新冠までオグリキャップを見に行ったことがあります。その時は喉嚢炎を発症し会うことが叶わなかったので、僕にとっては思いがけないプレゼントになりました。
レックススタッド(新ひだか町・静内)

 10日前に訪問したレックススタッドですが、その時には放牧されていなかった馬達を中心に写真を撮ってきました。

 
ヒシミラクルSXGA/XGA
20090923-03

 オグリキャップのライバル・サッカーボーイから菊花賞・春の天皇賞・宝塚記念を勝つ馬が生まれるとは。しかも父とは似てもにつかない芦毛。血統とは不思議なもの、だからこそ面白いのかも知れません。
 
ティンバーカントリーSXGA/XGA
20090923-04

 アメリカの2歳チャンピオン、プリークネスSを勝ったティンバーカントリー。日本では芝・ダート合わせてGI7勝のアドマイヤドンや中山大障害を勝ったギルデッドエージなど守備範囲の広い産駒を輩出しています。この馬からどんな仔が生まれるのかそんな楽しみが持てる馬ですね。
 
ヘクタープロテクターSXGA/XGA
20090923-05

 ティンバーカントリーと同じウッドマン産駒のヘクタープロテクターですが、ティンバーカントリーとは対照的にヨーロッパの2歳チャンピオンで仏2000ギニー・ジャックルマロワ賞を勝っています。産駒も芝での活躍馬が多いようです。
 
サクラプレジデントSXGA/XGA
20090923-06

 新馬・札幌2歳S・札幌記念と札幌に縁のあっただけに思い入れもあるサクラプレジデント。中山記念で出した芝1800m脅威の1分44秒9は未だに破られていないレコードです。同期のネオユニヴァースには種牡馬としても水をあけられていますがまだまだこれから。頑張って欲しいものです。
 
トゥナンテSXGA/XGA
20090923-07

 サクラユタカオーの後継種牡馬としての期待されたトゥナンテですが、残念ながらまだ産駒の活躍馬は現れていません。テイエムオペラオー-メイショウドトウの黄金期に天皇賞・秋の3着は価値があると思います。トゥナンテも遅咲きだった馬、産駒も長い目で見たいですね。
 
ジェニュインSXGA/XGA
20090923-08

 皐月賞・マイルチャンピオンシップを勝ったサンデーサイレンス産駒のジェニュイン。勝った印象よりも、ちょっと風が吹いただけで走る気をなくす気まぐれ屋のお坊ちゃまの印象が強いです。産駒は芝・ダート・障害を問わず活躍馬を輩出しています。
 
トーセンダンスSXGA/XGA
20090923-09

 母にダンシングキイ、父にサンデーサイレンス、全兄にダンスインザダーク、全姉にダンスパートナーがいる超名血のトーセンダンス。セレクトセールで3億5000万の値が付いたそうです。競走馬としては1回しか走ることができませんでしたが、彼の血の魅力には計り知れないものがあります。産駒は今年デビュー、初勝利の便りはまだ届いていません。
 
スターオブコジーンSXGA/XGA
20090923-10

 コジーンの代表産駒であるスターオブコジーン、アーリントンミリオン・マンノウォーSなど芝の中距離で活躍しました。産駒は日本の馬場適性があるのか芝・ダートを問わず重賞勝馬を輩出しています。そろそろGIを勝つ産駒が現れて欲しいですね。
 
ザッツザプレンティSXGA/XGA
20090923-11

 ダンスインザダークの血を引く種牡馬として期待されるザッツザプレンティ。菊花賞を勝ったときは「菊花賞馬は菊花賞馬から」を強く印象に残しました。今年デビューの初年度産駒も初勝利を挙げ、種牡馬としても好調なデビューを飾っています。
 
テレグノシスSXGA/XGA
20090923-12

 母父にノーザンテースト、父にトニービンの配合のテレグノシス。東京の重賞を3つ勝っているようにトニービン産駒の特徴が最も良く出た一頭でしょう。産駒は来年デビュー。トニービンの後継種牡馬として活躍してもらいたいですね。
 
カルストンライトオSXGA/XGA
20090923-13



 ウォーニング産駒は日本では芝の短距離に活躍馬が多く出ています。その中でも代表産駒といえるのがカルストンライトオ。土砂降りで真っ暗だったスプリンターズSを思い出します。彼はとても人なつっこいようで写真を撮ろうとすると近づいてきて全身の写真が撮れませんでした。

トウショウ牧場(新ひだか町・静内東別)

 初めて訪問する、私にとっては今日のメインイベント、トウショウ牧場に行ってきました。9月いっぱいで今年の見学期間が終了してしまうので今回の牧場巡りで是非とも訪れたい牧場でした。静内でも山の奥深いところに位置するので車無しでは訪れることは難しいでしょう。私と同じ思いを持った方が多いのでしょう、私達が着いたときには既に多くの見学者の車が駐まっていました。事務所で記帳を済ませ、いざスイープトウショウのいるところへと向かいましたが、途中にある"心臓破りの坂"は巨体の私にはきつかったです(^^;。

 
シスタートウショウSXGA/XGA
20090923-14

 事務所からそれほど遠くないところにシスタートウショウがいました。桜花賞、そして2着に負けたもののオークスで見せた鬼脚は今でも脳裏に焼き付いています。写真を撮っていると近くまで来てくれました。既に繁殖の役割を終えたようですが、これからも元気な姿でファンを喜ばせて欲しいですね。
 
スイープトウショウSXGA/XGA
20090923-15

 本馬場に入るときにはいつも手こずらせたものの、競馬では凄まじいくらいの闘志を表し、秋華賞・宝塚記念・エリザベス女王杯と3つのGIを勝ったスイープトウショウもいまでは非常に穏やかな表情でトウショウ牧場で暮らしています。母のタバサトウショウと同じ放牧エリアで仲良く牧草をはんでいました。今年はダイワメジャーを付けたようです。
 
シーイズトウショウSXGA/XGA
20090923-16



 スイープトウショウと道路を挟んで向かい側、シニョリーナベラ母仔と伴にシーイズトウショウが放牧されていました。芝の短距離で名を馳せた彼女は今年はデュランダルを付けたようです。どんな快速馬が誕生するか楽しみですね。

ビッグレッドファーム(新冠町・明和)

 トウショウ牧場では坂道で汗をかきましたが、国道235号線沿いの東静内にある「ドライブインあさり浜」(静内では知られた名店です)の磯ラーメンでもう一汗かいた後(絶品です)、ビッグレッドファームに向かいました。到着が午後1時過ぎと少し早かったようで、ビッグレッドにいる馬達は厩舎の中。お目当てのロージズインメイは身体を壁にピッタリくっつけて、まったく微動だにしなかったため残念ながら写真はあきらめました。今回は厩舎で過ごす馬達の写真です。

 
マイネルラヴSXGA/XGA
20090923-17

 マイネルラヴは寝わらを食べるのに夢中でこちらには見向きもしませんでした。しかし、光の回り具合が面白かったのでパチリ。いつもと雰囲気の違う写真が撮れて満足です。
 
アグネスデジタルSXGA/XGA
20090923-18

 厩舎の中のアグネスデジタルは食べるのに飽きたのか、食用に与えられた藁を宙に舞上げ、藁浴び(?)を楽しんでいました。ちょっとだけ外に顔を出してくれたので、これを逃してはいけないと思いパチリ。
 
スパイキュールSXGA/XGA
20090923-19

 スパイキュールも早く放牧に出たそうに顔を出してくれました。非常に天気が良かったので陽の当たっているところと陰になったところがはっきりし過ぎて露出の決定に苦労しました。
 
イーグルカフェSXGA/XGA
20090923-20

 イーグルカフェは厩舎にいる馬達の中で唯一私に興味を示してくれて、近づいてきてくれました。可愛いヤツ。外に顔を出してくれたのでパチリ。
 
メジロベイリーSXGA/XGA
20090923-21



 私が近づいたときには無反応でしたが、友人が近づくと顔を出してくれました。これ幸いにパチリ。

日西牧場(日高町・豊郷)

 ビッグレッドファームの放牧は午後2時半に行うとのことで、これを待っていると最終目的地のダーレー・ジャパンでの見学時刻に間に合わなくなるため、早々に日高町に向かいました。ダーレー・ジャパンの見学開始時刻には若干余裕があったので、突然の訪問ではありましたが、ビワハヤヒデに会いに日西牧場に寄り道をしました。山は晴れていたのですが、海に近づくにつれて一帯が霧に包まれ幻想的な雰囲気に。そんな空気感が伝わればいいのですが。

 
ビワハヤヒデSXGA/XGA
20090923-23



 ビワハヤヒデが引退して早15年も経つんですね。デビュー時にはレコードを連発、快速馬のイメージが強かったビワハヤヒデですが、朝日杯から春のクラシックまでは2着には来るもののなかなか勝てず歯痒い思いをしました。そんな快速馬ビワハヤヒデが菊花賞・春の天皇賞を勝つとは。競馬とは不思議なものです。現在は種牡馬を引退し功労馬として日西牧場で暮らしています。

ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス(日高町・富浜)

 日西牧場で長居をしてしまったせいで最後の訪問地ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスにちょっと遅れて到着。すでに見学者用の駐車場はいっぱいの状態で人気の程が窺えました。以前は種牡馬展示のように厩舎前の広場で一頭一頭連れてきて紹介していたようですが、この日は霧雨の天気のせいでしょうか、厩舎から出さずに厩舎の窓から人参で釣って顔を出させて一頭一頭丁寧に紹介してくれました。どの馬も手入れが行き届いていてとても見栄えのする状態にしています。施設といい馬の手入れといい流石ダーレーとの印象を強くしました。

 
アルカセットSXGA/XGA
20090923-24

 ジャパンカップでホーリックスが持っていた芝2400m世界レコードを破ってから早4年。キングマンボの後継種牡馬としてダーレー・ジャパンに種牡馬入りし、今年初年度産駒がデビューしました。訪問する直前の9月21日に新潟の2歳未勝利戦でブラックイレブンが勝ち、アルカセット産駒初勝利を挙げました。
 
ディープスカイSXGA/XGA
20090923-25

 ついこの間、8月30日に札幌競馬場で引退式を行ったディープスカイも見学することができました。大勢の訪問客が来てくれるのが嬉しいのか、ずっと顔を出して愛想を振りまいてくれました。
 
アドマイヤムーンSXGA/XGA
20090923-26

 北海道でデビューし札幌2歳S・札幌記念を勝ったアドマイヤムーン。それだけでも思い入れがありますが、ドバイデューティーフリー・宝塚記念・ジャパンCのGIを3勝、近藤利一オーナーからダーレー・ジャパンへの電撃移籍、武豊騎手から岩田康誠騎手への乗り替わりなどドラマチックな話題を提供し続けてくれました。初年度産駒は来年デビュー。非常に楽しみです。
 
ファンタステックライトSXGA/XGA
20090923-27

 世界各国を股に掛け、ブリーダーズカップターフなどGIを6勝、2000年のジャパンカップにも参戦し、テイエムオペラオーのクビ差3着だったファンタスティックライト。まさか日本で種牡馬生活を送るとは思ってもいませんでした。産駒もジャリスコライトが京成杯を勝ち、先日ミドルクラブが仏GIIIを制覇しました。睨み付けるような表情は競走馬時代の気性を表しているのでしょう。
 
ルールオブローSXGA/XGA
20090923-28

 キングマンボ産駒、シェイクモハメド殿下・ゴドルフィン所有の馬としてセントレジャーを勝ちました。まさにダーレー・ジャパンに来るべくしてきた馬かもしれません。非常に見栄えのする可愛らしい表情を見せる馬でした。種牡馬として人気が出るのではないでしょうか。
 
ストーミングホームSXGA/XGA
20090923-29

 マキャベリアン産駒でGIを2勝、アーリントンミリオンでは1着入線・降着となりましたが実力の程を示しました。2006年イギリスで種牡馬入り、初年度産駒のうちシルクマイホーム1頭のみが日本の中央競馬で登録され、デビュー戦を勝ち上がりました。精悍な顔立ちで目を引きます。
 
ザールSXGA/XGA
20090923-30

 ザフォニック産駒でゴドルフィンの所有馬として2歳時にGIを2勝、1998年のカルティエ賞最優秀2歳牡馬に選ばれています。種牡馬としてオーストラリア→アイルランド→日本へとやって来ました。今年の8月に産駒のバルサザールズギフトがイギリスのGIIハンガーフォードSを勝っています。漆黒の馬体に際立つ流星に魅力を感じる人も多いと思います。

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